対象読者
● Linuxコマンド初学者
要点
● tailコマンド = 特定ファイルの内容を下から任意の行数分確認するコマンド
tailコマンドとは?
tailコマンドは、特定ファイルの内容を下から任意の行数分確認することが出来るコマンドです。tailが”尻尾”を意味する事からファイルの後尾を確認するこのコマンドの由来になっていると考えられます。
では早速見ていきましょう。
特定ファイルの内容を下から任意の行数分確認する
tailコマンドは、tail tail_test.txt
のようにtail {ファイル名}
という形式で利用する事で、ファイルの内容を下から任意の行数分確認する事ができるコマンドです。実際に手を動かして確認しましょう。まずはターミナル(Windowsの場合git bashなど)を開いてください。
事前準備
まずは挙動確認の準備をします。touchコマンドを利用してtail_test.txt
を新規作成しましょう。コマンドはtouch tail_test.txt
となります。実行したらlsコマンドで正常にファイル作成が完了しているか確認しましょう。
作成出来ている事が確認出来たらviコマンドでtouch_test.txt
に行ごとに1~15までを記載しましょう。
vi tail_test.txt
を利用して編集可能です。以下のようにファイルを編集しましょう。
以上でtailコマンドの挙動確認の準備が完了しました。
挙動確認
ではtailコマンドを実行してみましょう。tail tail_test.txt
を実行します。
下から10行目までの記載内容が表示されました。tailコマンドはデフォルトで末尾10行を表示するコマンドとなっています。確認する行を指定したい場合は、tail -5 tail_test.txt
の様にtail -{行数} {ファイル名}
と指定する事で実現する事が出来ます。
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rmコマンド